その日の天使 12月

一人の人間の一日には、必ず一人、「その日の天使」がついている。

構図がわかれば絵画がわかる 12月

セザンヌは、絵画にとって大切なのは「深さ」の感覚だ、と言っています。この「深さ」というのは、精神的な意味での深さではなく、単に空間が奥へと続く深さです。手前から奥へと続く深さ、それが画面に再現できれば、絵はそれで十分だと考えたのです。

絵は、本物を見る以外に、意味はない。

記憶の書 12月

それはあった。それは二度とないだろう。

安易な理解 拒んだ作品 吉田喜重監督を悼む 読売新聞12/10 12月

吉田監督は映像が持つ多義性を信じていた。映像ほど豊かなものはなく、言葉による安易な意義づけを禁じていた。語りでまとめ上げるようなことは固く禁じていた。

映画は「見せる」ものではなく、「見られる」ものとして観客を開かれた思考へと誘う、それが吉田作品だ。

変化し続ける、それが伝統 日経新聞12/4 12月

伝統を守るとは先人を真似ることではなく、先人と同じ精神で創造し続けることだろう。

絵画空間を考えるー日本の絵画空間 12月

この細長い矩形は、絵を描く必然性からできたものではなく、すでにある面に、たまたま絵が描かれただけである。

東洋の画面、特に日本絵画の画面は、肉眼で見えるものに近くなるような描き方を求めるというより、正面性としての見方や近視的方法から必要な対象物のみを取り出し、他のものは省く手法をとり、描かれる対象物とその他の世界との境目を輪郭線で描き、その線を単純化する方法が主流であった。

お金の減らし方 12月

自分で自分をほめられないようになったら、その仕事を辞めた方が良いだろう。

自分の大部分は、社会における自分の役目であったり、社会から評価される自分であったりする。これは社会学の専門用語でいうところの「me」であり、「I」ではない。

ヘンな日本美術史 11月